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グローバルコミュニケーションスキル

グローバルコミュニケーションスキル(Global Communication Skills)とは?

グローバルコミュニケーションスキル(Global Communication Skills)は、グローバル環境においてとかくブラックボックスのように見なされがちな我々日本人のコミュニケーションスタイルを「グローバルスタンダード」に合わせて進化させる力を身につけるための人事責任者およびマネジメント層を対象とした全社向けソリューションです。

また、一般的なグローバル・コミュニケーションに加え、WorldArxではさらに一歩進んで「日本の価値を正しく伝える」力をつける事を目的としています。

グローバル化において企業が本当に取り組むべき事は?

企業の規模や業種を問わず、ここ数年の急速な変化の中で「日本対外国」 という従来の二元的な国際化の発想を捨て、本当のグローバル化に向き合う時が来ています。

すなわち、世界の中の日本、日本から世界への発信、世界市場でのスピードある大競争といった今までとは異なるアプローチが重要になってきています。

つまり、「国」単位で国と国の関係を中心に世界を見る発想、視点、動きから「地球」単位で世界全体を見る発想、視点、動きでビジネスに取り組むことが経営者の観点からは不可避になってきています。

このような流れの中で、数多くの企業がグローバル化を掲げて様々な取り組みを行っています。

しかし、本当の意味で企業におけるグローバル化の取り組みが効果を出しているでしょうか?経営者の思いとは別に、現場で働く従業員の多くは「今まで日本の中の仕事で完結していたから、グローバル化なんて関係ない。英語も日常必要無いし、自分には関係ない」と考えているのが現実ではないでしょうか。

ここでも「ガラパゴス化」により取り残されてしまう危険が

日本が右肩上がりで成長している間は、それでもなんとかやっていくことが出来ました。しかし、生産者も消費者も9割が同じ日本人という世界的に見れば非常に特異な市場環境にあっては、そこで働く人材も特異なもの=「人材のガラパゴス化」になっている可能性すらあります。

また、日本特有のコミュニケーションスタイルは、残念ながらグローバルな環境では非標準なのです。日本人は「『わかっているのかわかっていないのか』が理解できないのが一番困る」と言われてしまっているのです。外からわかりにくい「ブラックボックス化」してしまうことで日本は世界の流れからますます取り残され、結果として自らの首を絞めてしまっているのです。

日本の企業・組織が今こそ身に付けなければいけないのは「語学力」ではありません

改めて言うまでもなく、日本は素晴らしい国であり、そこで働いている人は優秀です。電車が5分遅れただけでスマートフォンに通知が来る。宅配便の再配達を2時間刻みで指定できる。そんな国は世界を見渡しても非常に稀有です。また、東京という都市は、世界でNo1のGDPを誇る都市です。そこで働いて戦っている人々がグローバルな舞台で戦えないはずがないのです。

しかし、中身では負けないはずなのに、残念ながら持っている「強さ」が足りないのです。外に向かって、自分たちの考えを強力に発信していく「リーダーシップ」と「コミュニケーション力」が圧倒的に弱いと言わざるを得ません。

問題は語学力ではないのです。多くの企業におけるグローバル化の取り組みは、TOEIC 受検の義務化や赴任前の語学研修、というケースが非常に多く見られますが、これでは不十分である事に日本の経営層・マネジメント層は気づき始めています。

グローバルスタンダードのコミュニケーションスキルに必要なもの

では、グローバル環境で相手と対等にコミュニケーションを取って仕事を進めいくために、英語以外に何が必要なのでしょうか?グローバルな環境で英語を使って仕事を進める上で、こう言った悩みを持っている人は多いはずです。

重要な点として、これらの悩みは英語そのものを勉強するだけでは解決できないのです。グローバルな環境で行われるコミュニケーションには、「暗黙のルール」が存在し、ほとんどの日本人がそれを知らないのです。

Global Communication Skillsの主要ソリューション「Global Player 2.0シリーズ」

Global Communication Skillsの主要ソリューション「Global Player 2.0シリーズ」

現在WorldArxでは、Global Communication Skillsの主要ソリューションとして「Global Player 2.0シリーズ」を提供しております。 「Global Player 2.0シリーズ」は、日本人がグローバルな環境で合計10カ国のメンバーをマネージし、合計36カ国の人達と共に働いた実経験と、外国人が日本で30年以上暮らし、 仕事をする中で得た知見を元に、WorldArx社がFocus Cubed 社と共同で開発したソリューションです。

前述のような、とかくブラックボックスのように見なされがちな我々日本人のコミュニケーションスタイルを「脱ガラパゴス」=「グローバルスタンダードに合わせる」のみならず、 グローバルな環境の中で日本人らしく働き、日本人が持っている仕事に対する真摯な姿勢、細やかな配慮など、日本の価値を正しく伝えるようになることを狙いとしています。

日本人がグローバルな環境で働く際に、業務でよく起こる典型的な数々の場面を挙げ、何故その問題が発生し、我々日本人がそれをどう乗り越えるべきかを「Japanese視点」で解説し、 これに、日本での30年以上のビジネス経験から培われた「Non-Japanese視点」を加えた「Dual Perspective (二重の視点)」を理解することで、「暗黙のルール」を身につけていきます。

このソリューションにより、グローバルな環境で働く日本人にとって現実的な悩みを実践的に解決することが出来るようになります。現在の英語力のままでも、仕事の効率を2倍にすることが可能です。

ソリューションは全てオンラインで提供可能

Global Communication Skills「Global Player 2.0シリーズ」は全てオンラインで提供可能

「Global Player 2.0シリーズ」は、グローバルな環境で働くチームの相互理解と一体感を高めるための「分析」「オンライントレーニング」「オンラインワークショップ」「フォローアップ」の4フェーズから構成されており、すべてをリモートでご提供可能です。

第1フェーズ

第1フェーズの分析は「FPA分析」(Friction Point Analysis for global workplace - グローバル協働摩擦ポイント分析) と呼ばれるもので、グローバルな仕事における誤解やコミュニケーション不全の原因と改善策を可視化・定量化するものです。 この分析結果をもって、お客様の対象部署ごとの業務の特徴・特色などを踏まえ、現状把握からカスタマイズしたトレーニングとワークショップのメニューを設計し、ご提案いたします。

第2フェーズ

第2フェーズのオンラインでトレーニングコースは、「聞き手の責任」というグローバル・コミュニケーションにおける暗黙の了解を中心にした以下の6つのコースから構成されており、 実際のビジネスシーンにあわせた具体的なケースシナリオやスキル練習を通じて、グローバルスタンダードのコミュニケーションスキルを学ぶことが可能です。

  1. 基本的な考え方と心構え〜聞き手の責任
  2. ケースシナリオ編 1【効果的に効率的に働く】
  3. ケースシナリオ編 2【戦略的に考え行動し信頼を得る】
  4. ケースシナリオ編 3【周囲に影響を与えリードする】
  5. 聞き手の責任を発揮する5つのスキルの実践方法(1)(英語でのコース)
  6. 聞き手の責任を発揮する5つのスキルの実践方法(2)(英語でのコース)

第3〜第4フェーズ

第3フェーズのオンラインワークショップは、これまでの分析結果やオンライントレーニングコースで得た知識やスキルを現場で実践した結果を振り返り、さらに洗練・活用する場となっています。 第4フェーズではフォローアップや個別のコーチングを実施し、スキルの精度を高め、定着を目指します。

さらなるカスタマイズも可能

この他にも、トレーニング、ワークショップコンテンツの開発とファシリテーションによるご提供や、さらには、組織全体の従業員の皆様へのキャリアカウンセリングなど、お客様のご要望に合わせた形でカスタマイズして提供いたします。

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グローバルコミュニケーションスキルについて詳しくは

「グローバルコミュニケーションスキル」について、詳しくは以下よりお気軽にお問い合わせ下さい。「弊社のビジネス形態に合うかどうか?」「弊社の会社規模で導入できるか?」「こんな特殊なケースにも対応は可能?」などのご質問も遠慮なくご相談下さい。





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