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外資系企業のシニアリーダー向けグローバル組織開発ワークショップを実施しました。
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外資系企業のシニアリーダー向けグローバル組織開発ワークショップを実施しました。

[更新: 2016年12月08日 / カテゴリ: グローバル組織開発]
今週は、2日間にわたってとある外資系企業のグローバル組織開発ワークショップを実施してきました。参加者は、急速に成長している外資系企業の日本人シニアリーダーと同じレポートライン(組織)で働く海外拠点のシニアリーダー、さらには新しく着任したカントリーマネージャーという皆様です。普段のオフィスから離れた場所で、1泊2日の合宿の形で行われました。

今後5年間の会社の目指す方向、ビジョン、ゴールを再度見つめ直し、更には現場で働く人達にとって、より心に響くような表現や要素は何かというところをディスカッションで深めました。ややもすると、「聞き心地の良いきれいな文章」だけと言うことになりがちなビジョンやゴールを、よりわかりやすく心に響くようにするためにどうするべきか?という観点です。「最終的には、もし会社に人格があるとしたら、どんな性格の会社になりたいのか?」と言う鋭い問いに答える形でディスカッションを深めていきました。すなわち、最終的な価値観をどこに置き、それをわかりやすい形で社員全員に浸透させ、全員それに向かって邁進すると言うことの重要性を全員が再認識した瞬間でもありました。どうしても部門ごとにサイロの縦割りな活動になってしまいがちで、部門間のコミュニケーションやコラボレーションをさらに深めるためにも、このディスカッションは解決への大きな一歩になったようです。
▲さて、どんなスポーツを体験したのでしょうか?
このワークショップでは、ディスカッションだけではなく、簡単なゲームや、更には普段は体験できないスポーツを全員で体験することを取り入れ、さらにそのゲームやスポーツの中での気付きから、日常の自分たちの振るまい、チームのあり方、コミュニケーションのあり方を振り返り、それをディスカッションに反映させていくというアクション・ラーニングの手法を取り入れました。参加者の方からは、このゲームやスポーツの中からの気付きが非常に多かったというフィードバックを頂いております。

また、事前の入念な打ち合わせにもとづき、リーダー自らが現状をどう捉え、何が課題で何に注力するべきか?を事前に回答頂くサーベイを設計し、その結果を全員で見ながら、リーダーのあるべき姿、現状の課題、リーダー同士がお互いをどう見ているか、全員で取り組むべきポイントなどを話し合いながら深めていきました。

さらに、弊社の提供している「外資系企業向けグローバル組織開発分析サービス」を事前に実施し、グローバルな環境で英語のを使いながら仕事をする中での、起きがちな課題、その原因、どうやってそれに取り組んでいくか?を、結果とそのさらに深い分析を見ながら、全員でディスカッションを深め、お互いより良い結果を出すためにどのようなマインドセットが必要なのか?それに向かっていくための具体的な改善アクションにつなげていきました。
▲ワークショップ終了後。夕焼けがきれいでした。
会社に戻った後が、本当のスタートなのだというトップリーダーの言葉の通り、この合宿ワークショップの結果を定例リーダーミーティングで振り返り、具体的なタスクフォースにつなげていくロードマップでワークショップは閉じられました。泊まり込みの2日間のディスカッションは、非常に深いディスカッションで参加者の皆さんはかなりお疲れのご様子でしたが、同時に充実感のみなぎるお顔が非常に印象的でした。
WorldArxでは、こういった形でのグローバルな環境で働くリーダー達が直面している課題に焦点を当てるワークショップをお手伝いしています。内容や実施方法などについては、お客さまの状況をお伺いしながら柔軟に設計し、日本人ファシリテーターと外国人ファシリテーターの組み合わせで、日本語と英語を交えながら進めさせて頂きます。こちらからお気軽にお問い合わせ下さい。
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