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OODAループを取り入れた機動型ビジネスプラン策定実行支援コンサルティングの提供を開始
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OODAループを取り入れた機動型ビジネスプラン策定実行支援コンサルティングの提供を開始

[更新: 2019年12月24日 / カテゴリ: コンサルティング・サービス]

従来のビジネスプラン立案手法が通用しなくなっている

従来行われていたビジネスプラン立案と実行のプロセスは、外部調査会社の市場予測といった「一定の想定」を前提とし、その瞬間をスナップショットとしてSWOTやPESTEL分析を行いさらには未来予測としてシナリオプランニングと行った手法を取り入れて行われることが通常でした。しかし、市場環境や顧客ニーズが日々絶え間なくものすごい速度で変化する「VUCA【Volatility(不安定)Uncertainty(不確実)Complexity(複雑性)Ambiguity(曖昧性)】な時代の中では、従来の直線的なビジネスプラン立案手法そのものが通用しなくなりつつあります。

また、ビジネスプランというタイトルが付いているにもかかわらず、社内の視点で社内の課題を解決することだけに終始してしまっている、「イシュー解決型ビジネスプラン」を多く見かけますが、これは明らかにビジネス機会を生みだしません。さらには、ある一瞬をスナップショットとして立案された古くなってしまった内容のビジネスプランの内容に対して、見直しをかけずに硬直化したPDCAを回してしまっているケースも多く見られます。あるいは、ビジネスプランが立案できた時点で安心してしまい、実行に移すエネルギーが残っていなかったり、実行は必ずされるものだと誤解してしまうケースも多く見られます。あるいは、事業計画が「聖域」化され、環境が変わり、計画時の前提が変わっているにもかかわらず、「計画どおりにしないといけない」ことが社内に強迫観念のように浸透し、結果として無理に数字を作ったり、最悪の場合、粉飾をすると言うようなことにもつながりかねません。

OODAループを取り入れた機動型ビジネスプラン策定実行支援コンサルティング

弊社は、半年ほど前からテクノロジー系スタートアップ企業向けに、ビジネスプラン立案のコンサルティングを提供しており、そこでのプロセスと成功を踏まえ、弊社では、OODAループの正と奇の思想を取り入れた【機動型ビジネスプラン策定実行支援コンサルティング】の提供を開始いたしました。その内容の詳細をここでつぶさに期することはなかなか困難ですので、大まかなキーワードをご提示するに留めます。

・市場環境の変化に【対応】するのではなく、事実を素早く観察し、事態の趨勢を判断し、形勢を創り出す
・VUCA な状況は所与であり、むしろ刻々と変化する状況から機会を創り出す
・正が奇になり、奇が正になる遷移そのものが自社に有利な形勢を創り上げる戦略
・複数の大枠の計画が仮策定され、変更棄却される
・戦略が戦術であり、戦術が戦略である
・非線形的な統合力
・Plan is nothing. Planning is everything.
・速度がすべて。三ヶ月単位を1実行サイクルとし、事業計画とする。1年間を中期計画という単位でプロセスを回す
・ビジネスプランの内容とプロセスはOODA的アプローチを取る
・実行における資源と結果に対してはPDCA的マネジメントアプローチ
・カスタマー・リテンションの発想への転換

エグゼクティブ向け(特にテクノロジー系スタートアップ企業)にコーチングとコンサルティング双方の内容としてご提供いたします。
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