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外資系企業が直面するビジネス成果を妨げる課題とは? 外資系企業向けグローバル組織開発分析サービス
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外資系企業が直面するビジネス成果を妨げる課題とは? 外資系企業向けグローバル組織開発分析サービス

[更新: 2016年11月24日 / カテゴリ: グローバル組織開発]

外資系企業向け組織開発分析サービス 開発の背景

▲距離や時差や文化や言語の差を乗り越えて成果を出すことは容易ではありません
グローバルな環境において仕事の成果を出すためには,メンバーの国籍や言語を問わず,チームとしての相互理解と一体感が重要であることはいうまでもありません。しかし,残念なことに,グローバルな仕事においては,働く人々の国籍や文化の違いなどの理由により,どうしても誤解やコミュニケーション不全が起こってしまいがちです。果たして,相互理解や納得感に欠けたコミュニケーション不全を起こしているチームが機能して成果を出せるでしょうか?一方で,このような相互理解や納得感の欠如,あるいはお互いのマインドセットの食い違いといったこれらの問題の原因の厄介な点は,目に見えない問題であるという点です。従って,これまではなかなか定量的に測定・分析することが難しく,組織開発手法により問題を改善しようにも,どこから手をつけて良いかわからないという悩ましい状況がありました。

グローバルワークプレイスのためのフリクションポイント(協働摩擦ポイント)分析

▲外資系企業の皆様向けに開発されたグローバル組織開発のための分析ツール
今回,弊社はビジネスパートナーである,Focus Cubed Inc.社と「Friction Point Analysis for global workplace(グローバル協働摩擦ポイント)分析」を共同開発しました。これは,グローバルな環境で働くチームが仕事の成果をいかに向上させるかという点にフォーカスし,特に外資系企業の皆様向けに開発された分析ツールです。誤解や行き違いが起こりがちな環境で,お互いがお互いをどのように見ているか。何をお互いに期待しているのか。そういった,仕事で成果を出していく上で障害になる「Friction Point=摩擦ポイント」を可視化・定量化するものです。外資系企業にお勤めの日本語を母国語とされる皆様向けのグローバルな環境における仕事の取り組み方と、英語を母国語とする外国人の方々(上司、上部組織、同僚の皆様)の双方を対象にした分析により,一方的に日本人側が改善に向けた努力をするのではなく,個人,チーム,リーダーそれぞれのレベルで取り組むべきグローバルな観点での課題とそれに対する多面的なソリューションのあり方を特定していきます。

調査結果から見えてくるもの

この分析のパイロット版として,リテール,IT,コンサルティング,金融,アパレル,自動車,ヘルスケアの7つの業種の15社において分析を実施しました。その結果によれば,グローバルな環境において日本人の全体の56.3%が「Frustrated」=「達成しようと思っていたことやできなかったり、思うようにいかなかったりする挫折感」という気持ちを抱えながら働いていると回答しています。その一方で,外国人側は「日本人が"Frustrated"な気持ちを持ちながら働くことが問題である」と回答しているのは実に全体の14.3%に過ぎません。つまり,日本人側が問題だと思って気にしていることが,実は相手側からはそう思われていないということです。これはあくまでも分析の一部に過ぎませんが,一緒に働く中で双方の認識がこれだけ違っていることの証左の一つであると言えます。

外資系企業におけるグローバル組織開発とパフォーマンス向上に大きな一歩を

こういった問題は、従来は得てして、かつ一方的に、「日本人の英語のスキル」の問題に矮小化されてしまいがちでした。しかし、この問題を単なる日本人の英語力と言った問題に矮小化せず、これを組織全体のパフォーマンス改善という観点から捉え直すことで、組織全体のパフォーマンスの向上、働きやすい環境、従業員エンゲージメントの向上,リーダーシップスタイルの変革などグローバル組織の組織開発として様々な効果が期待できます。外資系企業がチームでそして全社で成果を上げパフォーマンスを向上させるために,この新しい分析サービスにより、組織の現状と課題を洗い出し、グローバル組織開発の貴重な情報源として是非ご活用いただければと思います。また,上記の調査結果データをご希望の方はこちらからお気軽にお問い合わせ下さい。抜粋版を無償でお送りいたします。
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