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なぜ研修の成果が職場で実践されないのか? ~ 研修の効果を最大化するために必要なこととは?
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なぜ研修の成果が職場で実践されないのか? ~ 研修の効果を最大化するために必要なこととは?

[更新: 2017年02月20日 / カテゴリ: 学びの行動定着]

教育・研修投資が「投資」ではなく、「コスト」になっていませんか?

絶え間なく変化する「VUCA【Volatility(不安定)Uncertainty(不確実)Complexity(複雑性)Ambiguity(曖昧性)】な時代の中では、最先端と思われるスキルであってもあっという間に陳腐化します。
厳しい企業間競争を勝ち抜くためには、社員の絶え間ないスキルアップが必要です。また、スキルアップの機会を与えることは社員の成長欲求に応えることにもつながります。社内トレーニングや能力開発への投資は、社員が新しいスキルを習得し、会社への帰属意識や忠誠心を新たにすることで会社にさらに価値をもたらすことができます。しかしその一方で、企業における研修プログラムやスキル開発トレーニングは多くの場合、高いコストがかかり、その費用は当然ながら会社が負担しています。会社にとっては非常に大きな「投資」なのです。

しかし、残念ながら、企業が多大な投資を行い、現場の人々が研修やトレーニングに参加して学んだことが、その後どれぐらい現場で実践され、受講者一人一人の行動変容として定着していると言えるでしょうか?よく、「やりっぱなしの研修」がやり玉に挙げられます。しかし、それは学びが現場化することを阻害する要因の一つにしか過ぎません。
また、様々な研修の手法が流行のようにもてはやされ、弊社にも「●●●ワークショップで何か面白いのありませんか?」といお問い合わせを頂くこともあります。
しかし、どのような設計やメソドロジーで研修やトレーニングを実施するべきかという点も、「学びを現場化させる」とい点を全体から見たときには、あくまで要因の一つにしか過ぎません。

どんなに新しいワークショップ手法やメソドロジーを取り入れても、受講者の学びが職場で実践され、行動が定着しない限り、教育・研修費用は「投資」ではなく「コスト」と見なされ、圧縮されてしまい、結果的に企業の競争力低下や、従業員エンゲージメントの低下など、長期的に見て好ましくない結果につながっていきます。WorldArxは、それを企業にとっての大きな機会損失であると考えています。

では、何が重要なのか?

株式会社WorldArxでは、弊社がトレーニングや研修など人材育成をお手伝いさせて頂く中での知見に基き、

1)学んだことが職場で実践されない要因
2)学んだことが職場で実践されるために重要な要因

の2点を分析し、その結果に基づいて「研修やトレーニングで学んだことを定着させ、企業が行う人材育成投資のROIを最大化させる」 ために、開発したワークショップサービスです。
弊社は、お客様へのインタビュー、追跡調査、過去の事例の分析から、学んだことが定着し実践されるためには下記の2点が最も重要であると捉えています。

1.「人を育てるリーダー」が持つべき『マインドセット・心構え』
2.チームメンバーの学びを現場化させる『仕組み』

この2つに着目し、「行動定着ワークショップサービス」の提供を始めました。

「人を育てるリーダー」へのマインドセット変革ワークショップ

WorldArxでは、管理職、マネージャー、リーダー向けの「人を育てるリーダー」へのマインドセット変革ワークショップのご提供を開始しております。

まず、参加されるリーダーの方々には、事前にWWWでの意識調査にご回答頂きます。単に現状を調べるアセスメント目的ではなく、参加されるリーダー一人一人が「人を育てる」ということについて、たちどまって内省するような深い問いを含む内容です。その調査結果を事前に参加者の方々と共有し、当日のワークショップでは、さらには一人一人の観点で;

「人を育てるリーダーのマインドセットと行動」とはどのようなものか?
あなたはリーダーとして、自分自身の「育成」の為に何をしていますか?
学びを定着させ、人を成長させ、成果に結びつけるために、リーダーはどのような仕組みを考え、回すべきか?

というテーマを中心に、リーダー同士の個人的な「対話 」を通じて、人を育てるという心構えを幅広い観点で捉え、視野を広げて頂きます。そして、視野を広げるのみならず自分がどのような心構えを身に付けるべきなのか、どうやってそれを「インストール」するのかと言う点についてもディスカッションし、結果をチームに戻って共有して頂くのです。一方的な知識伝達型だけでは、人の行動は変わらないのです。「対話」を通じてマインドセットが変わることで、行動が変わるのです。

教育投資の投資効果最大化のための仕組みとは

また、ワークショップでは、心構えだけではなく、部下が研修に参加する前と後に、リーダーがどのような行動を取るべきかという点についても学びます。
日常の行動の中で、あるいは週次の1対1の部下との面談の中で、リーダーがどのような行動を取るべきか。ささいな一言が、教育費用という大きな金額が、企業にとっての大きな投資になるか、大きな損失になるかの分かれ目になっているのです。

他にも、トレーニングの最後で常套句のように書かされる、アクションプランをより実行可能な形にし、現場化するための、アクションプランをコーチングするスキルを学びます。
残念ながら、我々は正しいアクションプランの書き方を教わる機会がないまま、アクションプランを書き続けているというのが現状であり、その曖昧なアクションプランが、学んだことを実践に移せない大きな阻害要因でもあるのです。

また、ワークショップのご提供のみならず、歯止めとしての下記のような行動定着の仕組み化と組織化についても、ご支援可能です。
・人を成長させるためのフィードバックのやり方
・人事考課制度との連携
・キャリアプランニングとの連動のさせ方
・営業、営業支援、間接部門など、部署や職種特有な形での、行動定着の手法のご提案

リーダーが変わることで、職場の学びが大きく変化します

このワークショップ、コンサルティングサービスは、すでに大手外資系企業や、NPO法人で実績があり、参加者からは非常に高い満足度と、結果としてリーダーの行動変容につながっているというご評価を頂いております。

・ビジネス成果に結びつくためのトレーニングや研修を実施したい。
・そこで働く従業員のエンゲージメントを高めたい。
・より優秀で高いスキルのある人に働き続けて欲しい。

企業として教育投資の投資効果最大化を狙う以上、これはビジネスマネージャーや人事の方の切実な問題意識でしょう。
闇雲に新しいワークショップメソドロジーに飛びつく前に、そして、会社の行く先を左右するほどの大きな教育投資を行う前に、是非このコンサルティングサービス、ワークショップをご検討下さい。
株式会社WorldArxでは、リーダーが人を育てると言うことに関して、どのような意識を持っているかをWWWでアセスメントするサービスを提供しております。御社も、教育プログラムそのものを検討する前に、教育研修費用をコストではなく、投資に変えてみるための環境整備に取り組みませんか?御社の現状をヒアリングさせて頂き、内容のカスタマイズももちろん可能です。是非こちらからお気軽にお問い合わせ下さい。
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