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半年にわたるリーダーシップ開発プログラムを完了しました

半年にわたるリーダーシップ開発プログラムを完了しました

[更新: 2017年11月22日 / カテゴリ: リーダーシップスキル]
今年の春から、とある大手企業におけるリーダーシップ開発プログラムを支援させていただいてきました。業界の収益構造が大きな変曲点を迎え、従来のビジネスモデルでは立ち行かなくなることが明白な中で、リーダーがどのようにビジネスを変革し、部下に新たなチャレンジをしてもらい、成果を出しながら、全員が成長すると言うことをテーマに掲げた一大プロジェクトでした。

『チームのメンバーとそもそもどんなことを話せば良いかわからない。チームをまとめるなんて無理』
『そもそもチームをまとめるやり方を教わったことがない』
『部下の育成なんて教わったことがないから、自分が現場で結果を出してきたやり方をそのままメンバーにやってもらうように強制するだけです』

現場を預かるマネージャーは、孤独で、孤立して、組織の狭間でもがき苦しんでいます。日々の業務に埋もれがちな中で、どのように新たなビジネスモデルに取り組み、全員で成長しながら成果を出していくか。非常にチャレンジ度の高い内容が求められました。
綿密な打ち合わせを経て、初夏の頃に2日間のワークショップを行いました。自分の価値観を棚卸しし、会社のビジョンと結びつけることで、リーダーが自分の言葉で会社のビジョンを語れるようになることを目指し、また、リーダーが持っているスキルをチームメンバーに単に伝授するのではなく、『チームメンバーが腹落ちし、自ら考え、行動し、内省し、行動変容し、習慣化するプロセス』をリーダーがいかに創り上げ、回していくかという点に焦点を当てた内容でした。さらに秋風が吹く頃に再度集まって、現場で3ヶ月実践した内容をお互いに持ち寄り、振り返りを行い、更なる行動へのヒントを得て、自分の行動を定着化させるという流れのプロジェクトでした。

振り返りの場で共有された結果は、素晴らしい内容でした。参加された皆様の非常に真摯な取り組みと実践のおかげで、部下の方々が自ら発言し、アイデアを出し、行動し、組織全体が学びながら新しいビジネスを実践するという風土が定着してきたのです。実際、数字にもそれが表れ始めていました。

今回、何よりも大きな成功要因は、弊社のプログラムの内容というよりは、トップの強い意志だったと言えるでしょう。今回のプロジェクトにおいて特筆すべきは、トップの方自らが強い意思を持って内容の設計、フォローアップの流れに参画され、さらには2日間のワークショップと実践を振り返るフォローアップワークショップにすべて同席され、参加するリーダー一人一人の実践状況と発言をきちんと聞かれていたことです。

中長期視点でビジネスをとらえた場合、人材育成が今の企業にとって喫緊の最優先課題であることに異を唱える経営者、あるいは人事の責任者の方はいらっしゃらないはずです。特に、第一線で働く人達を育成できるのは現場のリーダーであり、彼らが人を育てられる能力を磨き、『人材育成型リーダーシップ』を身に付けてゆくことの重要性は今まで以上に高まっているはずです。リーダーを「ビジネス変革」を通じて「人を育てる人」に育てる。言うは易く行うは難しであることは間違いありません。しかし、今回改めて感じたのは、現場を叱咤激励し、変化へコミットするトップの強い意志の重要さでした。

自発的に動く現場が、新しいビジネスモデルを成功に導くことは確実だという手応えを感じることが出来るプロジェクトでした。

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