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グローバル組織で成果を出すためにリーダーに必要なこと~英語が堪能でも成果が出ない理由
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グローバル組織で成果を出すためにリーダーに必要なこと~英語が堪能でも成果が出ない理由

[更新: 2016年10月18日 / カテゴリ: エグゼクティブ・プレゼンス]

海外でMBAを取得された英語に非常に堪能なリーダーでも・・・

『海外本社から、話が回りくどい、わかりにくいという評価を受けてしまっている』
『海外の上司からは、あまり積極性がないと見られてしまっている』
『日本でのビジネスを任せて本当に大丈夫なのか、と言われてしまった』
『プレゼンスが不十分だ、と指摘されている』

実は、海外でMBAを取得された英語に非常に堪能なエグゼクティブの方から、こういうご相談を頂くことも多いのです。普通に考えれば、英語が流暢ならきちんとグローバルビジネスをリードできるはずだ。皆さんそう思われるのではないでしょうか?しかし、事はそう簡単でもないのです。

グローバルな『アプリケーション』=仕事を効果的に支えるグローバルな『OS』が必要

実はこの状況は、PCやスマートフォンに例えることが出来ます。先日、iOS10がリリースされたように、最新のアプリを使うためには、最新のOSにアップデートする必要がありますよね?iOSはアプリケーションを使う我々にとっては普段は意識する必要のない存在ですが、スマートフォンにとっては非常に重要な役割を果たしています。通信するために4GやWiFiの電波を掴み、コンピュータとして機能するようにCPUやメモリーを制御し、我々が使っているアプリケーションを支えています。

グローバルな環境で働き、成果を出すためには、グローバルな環境で通用する交渉やプレゼンテーション、チームのリードの仕方、メンバーに成果を出してもらうためのリーダー、マネージャーとしての振るまいなど、場を仕切ってプレゼンスを発揮するための『グローバルなアプリケーション』が必要になります。これらは、日本国内で通用していた『ローカルな働き方=アプリケーション』とは一見似ていますがまったく異なるものです。そして、これらのグローバルなアプリケーションを効果的に支える、グローバルな環境に通用する『グローバルOS』が必要なのです。ビジネス英語のスキルや異文化・ダイバーシティへの理解と言ったものはもちろん重要ですが、ここで申し上げている『グローバルOS』がカバーする領域とはかなり異なるのです。グローバルな仕事環境において求められる基本姿勢は何か?その為にはどのようなマインドセットを持つべきなのか?実践するためにどのような技術が必要なのか?また、具体的にどのような振るまいやプレゼンスが必要とされるのか?これらがすなわち『OS』に相当する部分なのです。

残念ながら、日本人エグゼクティブには、ローカルなOSのまま、グローバルなアプリケーションを走らせようとしている方々が多いと言わざるを得ません。上記のスマートフォンの例えの通り、ローカルなOSの上ではグローバルなアプリケーションは効果的に動作しないのです。

また、いわゆる見た目だけのエグゼクティブ・プレゼンスを追求しても、中身が伴わなければ、海外のエグゼクティブからは一発で見破られてしまいます。グローバルOSの部分がしっかりしているからこそ、立ち振る舞い、言動、行動、それらが一体となって成果につながっていくのです。

「グローバルOS」のインストールには正しいステップが必須

スマートフォンやパソコンと同様に、「新しいOS」をインストールするためには、正しいアプローチが必要です。WorldArxでは、長年のグローバル企業での実務と実績に裏付けられたグローバルな環境における『OS』のあり方をフレームワークや実践的なツールとして体系立てた形でまとめてご用意してあります。新しい能力の意識的習得には、無意識・無能段階→気付きながら意識・無能→習得で意識・有能→継続で無意識・有能の4段階を実践を通して順を追って進めることが必要です。さらには、業務での正しい実践とその後の振り返りが重要です。単なる座学ではなく、実践を重視する点もユニークな点と言えると思います。ご提供の方法もパーソナル・コーチングやロールプレイ形式などビジネスの状況やご要望に合わせて柔軟に対応いたします。

あなたご自身,チーム,全社の「グローバルOS」の現状を調べるアセスメントを無償でご用意

こういった問題は、従来はえてして日本人の英語のスキルの問題に矮小化されてしまいがちですが、WorldArxは異なるアプローチを取ります。これは組織としてのコミュニケーション不全の問題、組織全体のパフォーマンス改善という観点から捉え直す必要があると考えます。この問題を単なる日本人の英語力と言った問題に矮小化せず、このコミュニケーション不全、グローバル・エグゼクティブ・プレゼンスの問題をより広い視点で捉え、多面的なソリューションをご提供するために、アセスメントツールをご用意しました。

このアセスメントは、いわゆる外資系企業にお勤めの日本語を母国語とされる皆様向けのグローバルな環境における仕事の取り組み方と、英語を母国語とする外国人の方々(上司、上部組織、同僚の皆様)の双方を対象にしたものです。これにより、御社のグローバルな環境における組織全体のグローバル・コミュニケーションの課題を顕在化し、ご理解頂くことが可能です 。組織全体のコミュニケーションの課題として捉えることで、組織全体のパフォーマンスの向上、働きやすい環境、従業員エンゲージメントの向上など様々な効果が期待できます。また,様々な業界でのアセスメントの蓄積結果がありますので,他社との比較も可能です。

アセスメントの実施は初回は無料です。このアセスメントを是非ご活用頂ければと思います。経営者の方のみならず,全社のグローバル化施策をご検討の人事ご担当の方もぜひお気軽にこちらからお問い合わせください。

お問い合わせ頂いた方には,グローバルOSの一部のノウハウを簡潔にまとめたリファレンスガイドを無償でお送りいたします。こちらをご参照いただくことで,グローバルな環境において,プレゼンテーションやミーティングといった場面で成果を出すノウハウが理解出来ます。

※アセスメントの詳細につきましてはこちらもご参照下さい。
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