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外資系日本支社のビジネスプランがグローバル側から一方的に押しつけられていませんか?

外資系日本支社のビジネスプランがグローバル側から一方的に押しつけられていませんか?

[更新: 2016年09月30日 / カテゴリ: グローバル・コミュニケーション]

相互理解や納得感に欠ける『自分事ではないビジネスプラン』が果たして機能するでしょうか?

▲伝わらない、わかってもらえない、押しつけられた・・・。
国境や文化を越えて、グローバルな環境でビジネスプランを立案する場面が非常に増えてきています。外資系企業であれば、本社の戦略とビジネスゴールがあり、シンガポールなどの上位組織の戦略とビジネスゴールが最終的に日本に「降りてくる」のが通常です。あるいは、日本に本社を持つ会社であったとしても、グローバル化の流れの中で、現地法人に戦略とビジネスゴールのオーナーシップを持ってもらうことが喫緊の課題になっています。このように、グローバルな環境でビジネスゴールを達成するためのプランニングを行う機会が増えているのです。しかし、本当にその『グローバルな環境におけるビジネスプラン作成』が成果を出しているのでしょうか?現場からはこんな声が聞こえてきます。
- 「日本側のプランを一生懸命説明しているのに、何故かこちらの意図がすんなり伝わらない」
- 「降りてきたんだから、仕方ないよ。黙々とやるしかないよ。」
- 「Noと伝えたつもりなのに、とんでもない結論を導かれて押しつけられてしまった・・・」
- 「どう考えてもそのやり方は日本では通用しないのだが、なかなかわかってもらえない」
- 「日本としては納得感のない無茶なプランを押しつけられる一方で、話が噛み合わない」
- 「我々日本のプランニングワークショップなのに、真面目に話を聞いていたら、Regionから来た人が立ち上がって、『日本のプランはこうでなくてはならない』と勝手にホワイトボードに向かって書き始め、結局それが日本のプランになってしまった。」
しゃれにもならないような現実がそこにあるようです。

納得ずくのビジネスプランが成果を生む

▲納得感のあるプランこそが成長の源泉
【協働型グローバル・ビジネスプラン ファシリテーションサービス】は、『海外の上位組織から一方的に押しつけられない』、『海外の上位組織も日本のチームもお互い納得ずく』の『自分たちのビジネスプラン』作成を支援するサービスです。これは、アカウントプランやビジネスプランなどのプランニングワークショップのファシリテーションと、国境・文化を越えたグローバルビジネスコミュニケーションのコンサルティングの双方で非常に豊富な実績と経験を持つWorldArx社とFocus Cubed 社が共同で提供するコンサルティング・コーチングサービスです。日本で30年以上のビジネス経験を持つ日本人ファシリテーターが日本側チームにコンサルティングとコーチングを提供し、同じく日本で30年以上のビジネス経験を持つ外国人ファシリテーターが海外の上位組織にコンサルティングとコーチングを提供します。まず、弊社が開発した外資系企業向けグローバル組織開発分析サービスにより、現状をアセスメントさせていただきます。その結果をお客さまと分析しながら、お客様の現状、立案するプランの種類、海外の上位組織との関係性などをヒアリングさせて頂き、コンサルティング内容、ワークショップ、コーチングなどをカスタマイズして提供し、お客様のビジネスプランニングセッションを日本側と海外の上位組織側の両方において、コミュニケーションとファシリテーションの両面からサポートいたします。これにより、お互いに誤解の無い、きちんと双方の言い分を出し尽くしたコミュニケーションに基づくプラン作成が可能になり、さらには海外の上位組織チームとの一体感の醸成により、サポートを得られやすいビジネスプラン作成につながります。



繰り返し取り上げているテーマではありますが、グローバルコミュニケーション不全は、単なるコミュニケーションの問題に矮小化させると、結果の出ない小手先の施策に終わってしまいます。グローバルな観点から、組織のパフォーマンスの問題としてとらえ、それに対して上記のような適切な対応をとることが非常に重要です。御社では、グローバル化の施策が、単なる英語の勉強に終わっていないでしょうか?グローバルな組織においてより成果を出すために何が必要か?是非こちらの記事もご参照下さい。

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