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外資系企業エグゼクティブの悩み ~ 日本代表としてのグローバルな信頼感とプレゼンスとは?

外資系企業エグゼクティブの悩み ~ 日本代表としてのグローバルな信頼感とプレゼンスとは?

[更新: 2016年11月18日 / カテゴリ: エグゼクティブ・プレゼンス]

いままでは黙っていても信じてもらえていた

▲右肩上がりの成長なら、結果を出しておけば良かった
「今までは数字さえきちんと上げておけば、文句を言われることはなかったんだけど、最近は全部ガラス張りにされて、やりにくいことこの上ないよ。」
「海の向こう側が、なんか不信感の固まりみたいな感じなんだよね」

海外本社との信頼関係がうまく築けていない。そんな悩みをお持ちの日本支社のエグゼクティブの方々が増えてきているようです。

こう言ったケースは、特に日本のビジネスが右肩上がりで成長してきた時代を経験されている外資系企業の皆様に多いようです。言語や文化の壁をある意味逆手に利用し、日本は日本のやり方で成長し、結果だけを本社など上位組織に見せてきた時代を経験されているケースです。きちんと結果を残せていた時代は、自ずと信頼関係が醸成されていたのですが、残念ながら日本の市場が成熟し、大きな成長が見込めなくなっている昨今、グローバルな企業における日本のビジネスの役割は、例えば売り上げ重視よりも利益重視というように大きく変化しつつあります。状況によっては、よりこまめなビジネスレビューや進捗の定期的な報告など、従来よりも綿密なコミュニケーションなくしては、上位組織との信頼感醸成を行うことは非常に難しくなってきています。すなわち、結果だけ見せれば良い、と言う状況から、そのプロセスやコミュニケーションの中身や方法にまで気を配る必要性が発生しているのです。

透明性が求められる中、どうするべきか?

そのためには、結果さえ出せばどのようなやり方でも良い、あるいは、途中経過をそれほどこまめに情報共有せずとも良い、と言う考え方を変え、コミュニケーションの透明性を高め、相手にきちんと理解してもらうように十分な工夫をすることが重要です。それにより相互理解が生まれ、信頼感醸成につながり、結果的にビジネスの状況が良いときも、そうでないときも、どのような協力がお互いに出来るかという立脚点からスタートすることが可能になります。そして、そういったマインドセット(心構え)だけではなく、信頼感を醸成するエグゼクティブ・プレゼンス、すなわちグローバル標準の伝え方、コミュニケーションのやりかたを実践することがさらに重要です。WorldArxは、長年のグローバル企業における上位組織とのコミュニケーションに従事してきた経験を活かし、伝え方のみならず、(もちろん守秘義務契約の元に)伝える内容にまで踏み込んで、どこに力点を置いてどのように伝えるべきか、どうやれば誤解を防げるか、さらには痛くもない腹を探られないような意志疎通のやり方や、微妙なニュアンスを含む内容のメリハリまでを一緒に検討させていただき、ご支援させていただくことが可能です。繰り返しお伝えしている点ではありますが、一番重要なことは、こちらにあるように、エグゼクティブ・プレゼンスというテーマをプレゼンテーションや身振り手振りのような外見の問題に矮小化させないという点です。また、こちらの記事にもありますように、グローバル組織で成果を出すためには英語が堪能なだけでは残念ながら十分ではないのです。皆様がお悩みの観点は、より多角的に捉え、きちんと対応することで解決が可能なのです。

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